2003.4.3掲載 島田さん

 

 昨年6月に入団のちょっと古い新人の「島田」です。バスに属しています。

合唱団に入る動機

私は現在55歳です。小さい頃から音楽が好きで、小学校や中学校へ通う田舎の道では、 いつも1人で唄いながら歩いていました。中学の時には熱心な音楽の先生がいて「男声コーラス」で 音楽会に出た事もあり、高校生の時「松山市民合唱団」が発足したのを期に参加しました。 社会人になってからは楽器演奏の方に傾倒してゆき「合唱」からは30年近く遠ざかっていましたが、 青春時代から情熱を傾けていたボランティア活動(施設での労働奉仕)は、安定した状態が続いています。 人生後半に入り、新たに打ち込める趣味をと考え、自分の身体だけで表現できる歌が面倒が無く、 新たな人々との出会いも期待し「合唱団」に入って唄おう! と決心した次第です。

「くさぶえ」に決めるまで

 インターネットで探し始めた時の合唱団の条件は、団員が多すぎないこと、お金が掛かりすぎないこと、 練習日が土日ではないこと、会社帰りに寄るのに遠すぎないことでした。3箇所ほどに絞りました。 1つ目は「池袋」で練習している合唱団。最初に見学しました。次の見学は「新宿」で練習している合唱団、 そう、「くさぶえ」です。見学をした数日後に「新宿合唱祭」があり、「くさぶえ」も参加すると知らされました。 朝から行き、1日中30余りの合唱団の演奏を聞きました。そして、そこそこの技量があり、 年齢層も幅があり、指揮者も違和感の無い「くさぶえ」に決めたのです。ゆえに3箇所目は見学には行きませんでした。

入団しての8ヶ月

 ハーモニーが楽しめればと思って、日本民謡やロシア民謡、童謡、唱歌などを唄うつもりで入団しましたが、 なんと半音がたくさん出てくる難しい音取りの必要な曲を唄っているのです。ただ、団の練習は厳しくも楽しい雰囲気で、 違和感は少なく、すぐやめることは考えませんでした。日本民謡の練習が数曲有ったのも私には救いでしたが・・・ 今は「光る砂漠」という難しい組曲に挑んでいます。練習以外でも、10月の合唱団の合宿、 11月の「ビール工場見学」、12月の忘年会、1月の指揮者している先生の「還暦祝い」、全てが楽しい思い出に なっています。実際に参加してもらえると、この楽しさが伝わるのですが・・

「くさぶえ」とはこんな集団

 8ヶ月の間「くさぶえ」を探求しました。どんな人がどんな考えを持ってどんな組織でどんな歴史があるのか、 いろいろな会合に顔を出し話しを聞きました。「くさぶえ」は、私には相性ピッタリの合唱団です。 総じて、団員は基本的に真面目(もちろん私も真面目?)だし、合唱や団の運営に熱心な人が多く、人のために 何かするとなると元気いっぱいになったり・・ピアニストはさすがの伴奏、指揮者は優しくかつ厳しく、 合唱の実力も、合唱祭での私の評価は上位のほうでした。男性からの視点で女性団員を見ても、興味を持てる 魅力的な女性が多く、一人一人をこれからより理解していくのが楽しみでもあるのです。もちろん問題点が 無い訳ではないですが、とにかくお薦めの合唱団です。

むつかしい曲との戦い

 簡単な曲でハーモニーを楽しむつもりが、音を取るのに四苦八苦する羽目になって、それでも続けているのは 「なんでだろ〜♪、なんでだろ〜♪、なぜだ、なんでだろ〜♪」それは、難しい曲が唄えた時の、 そのハーモニーの妙に感心したり、合唱の“文化”に触れることが出来る瞬間があるからです。また、音を取るという 戦いに挑み、自分の努力(団員の力も借りますが)でその戦いに勝つ、この知的進歩も楽しみでもあります。 もちろんプレッシャーも感じるのですが・・

募集

 本音を書きました。合唱に興味があり、このホームページを見たあなた、見学はタダですから、是非一度、 勇気を出して、見学に来て下さい。お待ちしています

一覧に戻る

inserted by FC2 system