2018.4.29 掲載 S.Mさん

くさぶえの練習は、まず柔軟体操から始まります。

私はこの一刻が本当に好き!! アルトのO(オー)さんが指導して下さるのですが、あたたかく柔らかな声に導かれ、固くなっている筋肉や心を歌の方へ開いて行く。土の感触を足の裏に呼び起こすような感じ‥‥。と安心していると、頭の体操に近い動きもあったり。O(オー)さんの引き出しには何種類入っているのかしら。時間にすれば短いのですが、充分に切り換えられる。

 発声が始まると、何時も子供に帰る気がする。身体中をどう使うか? 先生は丹念に教えて下さる。そして私は何時も思う。「先生は、声がうまく出せない人の、苦しみや悩みを理解して下さっている」と。
いつか、この発声を身体がしっかり記憶して、アンサンブルが楽しめる日が来る事を夢見て。

くさぶえでは、他で歌う機会のあまりない曲も選ばれている。11月23日の演奏会に向けて、林光さんの「生命の木、空へ」も、私は初めて出会いました。娘の調べた処、楽譜は廃版になっていて、ネットでは高額の取り扱いになっているとか。(余計なことでした‥‥) 決して易しい曲ではありませんが、メッセージ性と共に瑞々しい感性に溢れていて、頑張り甲斐があります。

 どうぞ、見学にいらしてみませんか? 私も昨年11月に入団したばかりの新米です。

20184月 ソプラノ S.M

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