2001.6.16掲載 陣内さん

 

 初めまして、陣内と申します。「くさぶえ」歴10年になります。私が初めて見学に来た時、「くさぶえ」では「アニーローリー」 「ロンドンデリーのうた」など、なんだか懐かしくてホッとするような曲を歌ってました。他にも「母なる故郷」とか 「わが想い風になり」「森をつくろうよ」等々小品ながら心の琴線にふれるような曲も沢山あって、今でもレパートリーとして 歌い継がれています。ホント、「くさぶえレパートリー」って佳作が多いんですよ。

 あたたかく迎えてくれる雰囲気が良くて入団しました。時は移り、メンバーも当時とは変わりましたが、“あたたかさ”は 今も変わらないと感じています。ついこの間も団員同士が結婚して、(2人は仕事の都合で関西へ行ってしまいましたが)皆で お祝いしました。そういう時に決まって歌うのが「花をおくろう」という歌でして、おめでとう、や場合によってはさようなら、 元気で、の時に歌います。心を托せる歌があるって、素敵なことだと思います。

 今「くさぶえ」は11月25日の演奏会に向けて驀進中。(今ならまだ間に合う!)ドヴォルジャークの「自然の中で」は 音も言葉も美しいし、組曲「深き淵より」は難曲だけど歌い甲斐があるし、耳に馴染んだ日本の歌曲も私たちが歌うとちょっと違う... お、こーなるか!と聴く人に言わせる仕上がりになりそうな...予感。

 決してうまいとは言えないけれど、私たちがエネルギーを出した時のすごさは特筆して良いかも。一人一人違う“音”が 縒り合わさってタペストリーになるような...調和に向かっていくのです。アンサンブルの醍醐味ここにあり、かな。(でも、 いつもじゃないの、失敗もあるし)

 論より証拠、是非一度「体感」することをおススメします。(歌はスポーツと同じだしね)そう、我等が指揮者内田先生の ユニーク(?)な発声法を体験するのも悪くないし、練習後の冷たいビールも実にうまいし、合宿やイベントでわいわいやるも良し。 もしかしたら、ゴキゲンな仲間と新しい自分に出会えるかも?−「くさぶえ」はいつでも“あなた”を待っています。

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