2000.08.02掲載 平野さん(運営委員長)

 

 ホームページの管理者からの指示により、モトイ依頼ならびに運営委員会の決定により、合唱団くさぶえホームページ表紙のメッセージ文を、全員で受け持つことになりました。 その先陣を、今年の運営委員長・平野が努めることになりました。

 まずは、自己紹介

 この合唱団での団歴の長さでは、誰にも負けません。そう、恥ずかしながら、21年前に「誰もが歌う楽しさを感じ合える合唱団をつくりましょう。」と、 呼びかけをしたメンバーの内の一人でした(そうなのです、私以外の呼びかけ人は、今ダーレモ、居ません)。30歳で初めて合唱を体験して、 チョンガー(死語?)の気楽さでスタートしました。この気楽さは、今に続く大きな誤りが含まれている事に最近やっと気がついてきたと言うくらいの鈍感な、 妻有子供2人のオジサンで、もちろんバス(バツの間違い の声有り)です。

 他事無し

 はてさて、何をこれから書いて良いのやら。そうそう、ホームページの「合唱団くさぶえとは」に書かれている『誰もが歌える,誰でも歌える合唱団』について、 私なりの解釈(最近ハッキリしてきました)を、述べましょう。
 このスローガンについては、その恐ろしく当たり前な表現さから、各自各様に解釈ができるし、その具体化は何によって形作られるかは非常に難しいものと勝手に思いこんでいました。 それが、誰もが歌う合唱団という中味 に集中する、実に簡単で分かり易い事に尽きる事が見えてきました。合唱の入門者もベテランも、ハーモニー(ホモホニーも)による音楽創りを、 くさぶえ のメンバーで行なう。その楽しさを分かち合い、感じ合うと言う単純な事実が見えると実にお気楽、(オットまたまた出てきたお気楽モード)モトイ愉しく音楽することができますね。 「誰もが歌う楽しさを感じ合える合唱団をつくりましょう。」と、呼びかけをしたことは気楽さでは無く、合唱の愉しさ創りでした。

 草原を渡るくさの音

  一本一本のくさが より高く より広く そしてあくまでもしなやかに
     作り出す音色が  くさぶえの音楽

  ときに風になぎ倒され  ときに火照りにたたかれても
     朝露のなかで 茎を自らの意思で天に刺す 他に替えるもののない 一本一本のくさ

  一本一本のくさは   わたしたち団員一人一人

 

 そんな夢を、いつまでも持ちつづける合唱仲間でありたいのです。

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