2017.6.25 掲載 MEさん

団員の声に投稿を頼まれました入団半年目のベースマンです。宜しくお願いします。

さて、本題です。

私は昨年2016年の3月に団員の平野氏からCDを渡され、それを聞きました。1月に終えたばかりの定演は大成功を修めた様で、その中の「無名戦士」の録音を聴いて40数年前の感動が蘇えりました。

40数年前の私は大学の合唱団と並行して社会人合唱団にも所属していました。その合唱団は、30代でエネルギッシュな内田功先生が指導されていました。大学の合唱団で感じていたハーモニーとは桁違いに違う、本物指向の合唱創りであったことが蘇えったのです。

この「合唱団くさぶえ」の演奏はCDで聞いただけでも本物指向なのだろうなとの思いが第一印象でした。

“このようなジャンルの曲を取り上げる合唱団はそう多くはない。また、このような本物指向の合唱を、もう一度内田先生の指導で歌いたい”との思いがあたまをもたげてきたのです。

そして9月末から23回ほど練習を見学させていただき、10月と11月に協力団員として賛助出演させて頂いた3回のミニステージを経て、20161116日に正式に入団させていただきました。

3回のミニステージ(ムジカ合唱講座第79期終了式・北新宿生涯学習館北さんまつり・新宿音楽コーラスの集い)で歌い終わった後の気持ちは、それぞれが何とも言えないいい気持ちになり、「くさぶえ」の音楽を体感できたことが入団へと意志が固まった訳です。

入団後にも年が明けてから2回のミニステージ(ムジカ合唱講座第80期終了式と春の第37回新宿合唱祭)に出演しました。その都度、本物指向の合唱は至福のひと時であり、ますます内田ワールドに昔のように引き込まれていきました。

内田先生の楽曲に対する造詣は確かなものであります。そして、その曲への解釈・表現方法への指導は的確です。

同じ楽曲でも音楽の作り方は指揮者・伴奏者・合唱団が違うとそれぞれに出来たものが違うわけですが、私は今のくさぶえの演奏が好きです。今後団員が増えても、減っても、内田先生の音楽創りは、その時の合唱団の力量に見合った最高のものを要求し、また、それに応えていく合唱団だと私は感じています。

「くさぶえ」はまだまだ未成熟な合唱団だとは思いますが、この先どのように成熟した合唱団になっていくのかが、とても楽しみであります。

20176月 ME

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