2007.08.27掲載 アリスさん

 

こんにちは、ソプラノのアリスです。

(くさぶえとの出会いはインターネット)
私は、インターネットで「くさぶえ」を知りました。たしか、「合唱団 平日 夜」の検索方法で「Chorus電ごんばん」のサイトにヒットしたのです。 「未経験者大歓迎! 一緒に楽しくやっていきましょう」のコメントがありました。そして、数あるHPのなかで「切り株のイラスト」が何かを感じさせました。 大体が表紙といえば、着飾ったコンサートでの合唱風景写真になっていることが多いのです。ここはかなりアットホームなのか、やぼいのか?と思いつつ、 中身に入っていくと、発表会、合宿、飲み会の写真なども満載(なんてオープンな合唱団なんでしょう!)。そして「団員の声」を読んでいくと自分の団の絶賛の嵐!! ここまで、うちはいいよ!!って、個人個人が声を大にして言ってるところはないと思いました。

あんまりすごくて、かなり自分に向いていると感じつつも、うっすらと「ここはちょっとやばいトコかも」と引いたりもしました。 こういう場合はまずは発表会を観に行くにかぎるとの、友人のアドバイスを思いだして2006年3月「くさぶえ」の演奏会がある、武蔵野市民文化会館へ足を運びました。 そしてひとめぼれしました!

(演奏会へ行って確認)
「歌がまとまっていてすごい、素敵だ、色んなジャンルの曲を歌っている、あまり合唱を知らない私にも知っている曲があって心地よかった。 会場がなぜか暖かい雰囲気? 両方が知っている者同士なのか、来場者はリピーターが多いのか、でもとにかくレベルが高すぎる。」が私の感想。

そして未経験者に等しい私が選んだ道は、その会場で配られたチラシにあった、ムジカ音楽・教育・文化研究所が主催する、 「ムジカ合唱講座」へ行くことにしたのです。ムジカは「くさぶえ」と同じ内田功先生が代表です。そして講座も先生が指導されます。

(合唱講座へ行って確認)
そして、学ぶ事の楽しさ、内田指揮者の歌への姿勢、曲、詩の内容の解釈、その解釈を理解すればおのずと歌いかたが変わってくるはず。 etcとそれは根気よく教えてくださいました。ムジカ30周年記念コンサート(2006.10.22)にからんで、合唱団くさぶえに何度でも練習に行くことを許された私は、 ほぼ夏以降は皆勤賞なみで両方に参加させてもらったのです。練習好きな人は他の団にも行けたので週に数回歌うことも可能でした。 記念コンサートとはいえ、それを許してくださる合唱団側とムジカ全体の協力体制にも驚きました。やっぱりここは、ただものではありません。 音楽を愛す者達の仲間意識と熱意を充分に感じることができたのです。

(何がいいのか)
きっと、どこの合唱団も団員の方にとっては、自分の団は素敵で、楽しくて、指導がしっかりしていて、申し分ないと思っていらっしゃるでしょう。 歌うことが一番の目的ですが、そのあとに続くものとして、私の場合は「学べる楽しさ」につきます。予習、復習もとっても大事(そこがだらだらしていなくていい)。 歌を学び、人を学び、人との協調性を学び、つきない興味の対象として「くさぶえ」は当分の間私を魅惑し続けることでしょう。

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